みきとPの曲は多くの人がドラムに高い評価をしていますが、この曲ではやりすぎで笑ってしまうほどにドラムにネタ(私はそう解釈しました)を盛り込んでて楽しい曲です。
カントリー調の絵描き歌が終わるかと思ったらゴリゴリのドラムソロが始まったという具合です。
はちゃめちゃにごちゃ混ぜになっているわけではないです。ちゃんとわざとそこに入れた、加えてネタと理解してこういう最後にしているような気がしてならないです。
ここまで考えてもう一度始めから聴くと、最初っからドラムは闘牛のごとく暴れていたことに気がつきます。こんな面白いことないです。
「いくらなんでも考えすぎてこじつけちゃってるんじゃないのか?」と言われそうですが、やっぱりいつ聴いても同じ感想を持ってしまいます。
最初はバディ・リッチを感じたのですが、曲中のドラムを聴くに、ジョン・ボーナムの名前を出さざるを得ませんでした。「お前何回レビューにツェッペリン出してんだボキャブラリ無いのか」と言われてしまうと萎縮してしまうのですが、やはりこれは絵描き歌の中にジョン・ボーナムがいるとしか考えられなくなってしまいました。
ずっと最後のドラムの話ばかりしてしまいましたが、可愛くカントリーアレンジもできてしまうことがドラムのせいで霞んでしまってましたが、みきとPの引き出しの多さに何度も驚くばかりです。